GCIDEパッケージ version 3.0.0 (2018/12/20リリース)
GeneCode IDE 3.0 とは
「GeneCode IDE 3」は、シンプルでいながら強力な機能を備えたマルチデバイス対応ウェブアプリケーション開発を見据えた、次世代ブラウザであり、ウェブアプリケーション総合開発環境です。
一般的なウェブブラウジング機能から、ウェブサイトの閲覧・開発・検証・デバッグ・ウェブページのアーカイビングといった、ウェブアプリケーション開発のあらゆる側面に使うことができます。
スタティックなウェブサイトから、レスポンシブウェブサイトやダイナミックなウェブアプリケーション、そして GeneCode を利用したウェブサイトの高度な変換までをワンストップで行えます。
新機能
GeneCode IDE 3 では、主に以下の機能が新しく追加、もしくは大きく改善されています。
[ 新機能 ] ブラウザキャンバス
ブラウザキャンバスは、複数のブラウザを一括で制御する機能です。ブラウザキャンバスでは、ブラウザを机に並べた写真のように扱うことができます。
[ 新機能 ] ブラウザ
以前の「GeneCode IDE」では、Firefox ベースのブラウザでしたが、「GeneCode IDE 3」では、Chromium(Webkit から派生)ベースのレンダリングエンジンを搭載しました。
[ 新機能 ] ブラウザプリセット
ブラウザの状態を保存できる機能です。ウィンドウサイズ、ユーザーエージェントを情報として保存して、素早く該当のブラウザを呼び出せます。
[ 新機能 ] ブラウザセット
複数のブラウザをひとつのセットとして、保存および呼び出せます。例えば、「レスポンシブサイト開発用」や「モバイルウェブアプリ開発用」など、閲覧・検証する環境を素早く呼び出せます。
[ 変更 ] ワークスペース
以前の「GeneCode IDE」では、「プロジェクト」と呼ばれていた概念です。「ワークスペース」は、ウェブサイトを開発する単位で構築するべきで、様々な情報を整理・分離する上で役立ちます。
以前のIDEから解消された点
プレビュー機能の強化
従来のIDEではスマートフォンでのプレビュー機能のみ提供していましたが、PCやタブレットでの変換結果をプレビューすることが可能です。ブラウザ単位で変換ON/OFFを切り替えることや、変換前と変換後の画面を並べて表示することが可能になり、従来より変換前後の画面を容易に比較できます。
ログ参照機能の強化
アプリケーションログやアクセスログの参照機能が強化され、従来は参照できなかった変換サーバのログを参照することが可能です。