モードとステージ

GeneCode IDEにはモードと呼ばれる2つの状態があります。

ブラウズモードで変換する画面を表示した状態で開発モードに遷移すると、現在開いているページに対応した状態で開発モードの各ステージが初期化されます。
その後ブラウズモードで別のURLに遷移したとしても、開発モードは最初に開いたページで固定されます。
開発ファイル(テンプレート)を閉じると、固定化されたURLが解除されます。

モード ブラウズモード URL入力・ページ遷移を行うモードです。PC画面と変換後の画面を同時に見ながらページ遷移をすることができます。
ここでは表示した時点のページのスナップショットを記録し、URLリストに表示する事ができます。
開発モード ブラウズモードで決定したページ(URL)に対するテンプレートを開発するモードです。
変換結果をリアルタイムでプレビューしながらテンプレート、JavaScript、CSSを開発する事ができます。

各モードには1つ以上のステージと呼ばれる処理単位があり、各モードで行う操作をグループ化しています。

ステージ URL設定ステージ ページ遷移や、収集したスナップショットの管理を行います。
URLリストからの選択により変換対象URLを決定します。
サーバ変換ステージ 変換テンプレートファイルを編集します。
GCパーツやGCスクリプトを使用してテンプレートを作成していきます。
ブラウザー変換ステージ ブラウザ上で生成されるコンテンツを変換するためのJavaScriptを編集します。
AJAXのようにクライアントJavaScriptによって生成された要素に対し、変換する必要がある場合に使用します。
デザインステージ CSS/JSファイルを編集し、デザインを調整していきます。

テンプレート

テンプレートは変換後のHTMLを定義するファイルです。テンプレートはHTMLタグとgcタグ(<gc-script>など「gc-」から始まるタグ)で構成します。

用語 テンプレートマッピング 変換に使用されるテンプレートは、URLに基づいて決定されます。この設定をテンプレートマッピングと呼びます。
GeneCode IDEではこのテンプレートマッピングを自動で行います。
コントローラー テンプレートマッピングではURLだけでテンプレートを決定しますが、URLだけではテンプレートが決定しない場合は、コントローラーを使用します。
コントローラーはJavaScriptで記述され、プログラミングをすることで、URL以外の情報(リクエストヘッダ、クエリ文字列、HTMLの内容等)を元にテンプレートを決定します。

gcタグはジーンコードサーバー上で変換処理され、HTMLに置き換えられます。gcタグには以下のようなものがあります。

タグ名 gc-script サーバー側でJavaScriptを実行します。変換元コンテンツの一部を出力したり、分岐処理を加えるなど、プログラムコードによる様々な処理を行うことができます。
gc-parts パーツによる変換を行い、HTMLを出力します。ジーンコードIDEでパーツを挿入すると、自動的に<gc-parts>タグが出力されます。
gc-include 他のテンプレートファイルを読み込みます。共通処理を別ファイル化したい場合に利用します。
gc-log gclog.debug/error関数の出力ログを画面に表示します。